心の問題により、休業を余儀なくされたメンタル不調者の治療の現状は、休養と服薬が基本になります。しかし、これには心理的教育がないために、安心感が持てない状態に陥ります。
結果、不安や焦りによって、心理的に追い込まれてしまい精神的に疲弊することで、回復が遠のいてしまい休職期間の長期化に繋がることになります。
この負のスパイラルから脱却するためにも、問題を明確にすることで、どのような回復のプロセスを目指していくのか、また、それができるように困難から立ち直る力を向上させ、回複をサポートすることが、メンタル不調者の再生に繋がるものと確信しております。
私は、平成7年の阪神淡路大震災後に体験したパニック障害によって、多大なリスクを負うことになりました。
震災ストレスによるメンタル不調は、6年の歳月を要することになり、メンタルヘルスに対する知識がないことによって、大変な労力や時間を費やし、そして掛かったコストは予想を遥に超えるものになりました。
不安や焦りからくる心の問題が、如何に起こっていくのか、その深刻さの度合いや、回復へのプロセスに必要なものは、何なのかなど、わかりやすく明確にすることで、メンタル不調に苦しんでいる人へのタイムリーなサポートを目指して、真摯に取組んで行きたいと考えております。
1977年~2004年 | 建設業に於いて土木技術者として従事する。 阪神淡路大震災後にパニック障害に陥りメンタルヘルスサポートに興味を持ち会社を退職。 |
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2005年 6月 | 神戸市元町にカウンセリングルームEndoを設立。 |
2012年 8月 | 事務所を自宅に移転。 |
2020年 2月 | メンタルサポート神戸に屋号を変更。 |
現在に至る。 |