2007.09.13
医療機関について
専門医の診断により、うつ病と診断されて、治療ということになるのですが・・・
この医療機関についても、心療内科・神経科・精神科等などいろいろな看板を
見かけることになりますね。
そして、どこへ行ったらいいのかも、迷ってしまう事になる。
もちろん、症状に応じての選択になりますが・・・
できれば、「うつ」の場合には、精神科の看板がかかって
いるところを選びたいものです。
確かに、精神科というと敷居が高いと思うのですが?
風邪をひいたら内科に行くような感覚で利用するのがいいと思いますね。
これが、決め手になるのも確かな事です。
後は、医師との相性などにもかかってきます。
治療のはじめは、患者のほうがどうしても憔悴しきっているので・・・
受身になってしまいます。
しかし、治療や投薬によって、少し落ち着いてきたら・・・
治療方法や投薬が、自分自身に合っているのかを見ていくのも一つです。
やはり、体調も日々変化してくるでしょうし、薬との相性も
でてくる事になります。
自身が、納得できるぐらいの意識を持っていくことが大切です。
全てお任せというのは、不確定なものが多くなっていきますから・・・
治すという観点からいえば、双方のコミュニケーションが必要ですね。
医師のほうも、患者の状態によって薬を処方するわけですから・・・
この薬での効果とか、それによる副作用とか、
どれぐらいで効いてくるのかなど・・・
自身の置かれている環境など、事細かに医師に尋ねてみることが大切です。
しかし、現実的には治療期間も保険診療ということから、一人の患者に
さいてくれる時間というのは、限りなく少ないというのが現状ですね。
それでも、疑問な部分は確認していく事です。
そして、医師のほうの態度が緩慢ならば、変えて見ることも必要です。
ようは、自分に合うかどうかが、これからの鍵になりますからね。
快復に向かっていくには、それなりの環境や周りとの関係ということも
重要になってきますが・・・
患者側の体制に対して、医療機関の側の横のつながりというのは、
いまいち整備されていない印象を持ってしまいます。
大きな病院はそうではないと思いますがね。
困ったときには、行政が管轄している精神保健福祉センター等で、
情報を得ることも大切です。
うつ病を治していく、もしくは、上手く付き合っていく方法を考えて、
粘り強く対応していく事が快復への一歩ですね。
次回に続く・・・
9月14日・15日・16日は、講習に出かけています。
カウンセリングルームENDO