2011.04.21
病室の中では
高齢の父親も入院してから早十日が過ぎて・・・
少し、落ち着きを見せてきましたが?
認知力に関しては、
やはり環境が変わってしまって、
まだら模様で、それなりに過ごしているようです。
現在は、ICUから一般病棟の四人部屋に移りましたので、
病気の経過にかんしては回復しているようです。
昨日も、夕方に行くと食欲のほうも旺盛で、
残さず食べていましたので安心しました。
気になるのは、認知力の回復?
これは、なかなか一筋縄ではいきません?
認識できているのかと思えば・・・
違うことを話しているし、
そうかと思えば、とても興味深い話もするし、
こちらとしては、話を合わせているだけですね。
まずは、機嫌よく話してもらうようにしています。
同部屋の斜め向かいの人などは、
話をしている内容を現実に戻そうと、
必死に対応している姿などが目に入ってくると、
なにか考えさせられてきますね。
狭い部屋ですから、当然話す内容も耳に入ってきます。
家族としての気持ちからか、
これはこうでしょうとか、
これだけ言っているのに、なぜ言うことを聞けないのかなど、
声のトーンもヒートアップしてきます。
ご自分でも解ってはいるものの、
ついつい、こうであってほしいという気持ちからか、
感情を抑えられずに強く言っているのでしょう。
このエネルギーの消費というものは大変なものがありますね。
結果、待合室などで自責の念に駆られている姿を見ると、
こちらも感慨深いものがあります。
廻りに迷惑をかけたくないから、
そのような態度に陥りやすいと思いますが、
付き添いをするというのも大変です。
なにをもってよしとするか、
自身の納得度の範囲というのは広くありたいですね。
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