2011.08.05
最前線には
災害復旧の最前線には、様々な問題がありますが?
特に災害復旧に携わっている人のメンタルサポートには、
仕事上、注目をせざるを得ないところです。
仕事の量的なことや質的なこと、
また、求められる難易度など、
変化する環境の中で、
如何に取組んでいけるのか?
緊張感や使命感・・・
何とかしたいという思いなど、
様々な気持ちが錯綜していきますが?
それでも、気持ちだけでは乗り切れないこともある。
フィジカルやメンタルな部分など、
デリケートな部分の管理には、
相当に気をつけることが求められてくる。
ましてや、短期戦ではなく、
長期戦ともなれば、
取組む考え方もいつしか考えざるを得ないことも確かである。
目的は明確にしても、
そこに行き着くまでのプロセスについては、
幾重にも難しい選択が迫られてくる。
しかし、それを実行していくのは誰かというと、
最前線で働く人たちである。
不安と緊張が入り乱れる中での作業、
その重圧感というのは大変なものになっていく。
安心感が顔を潜め、
不安感ばかりが前に出る。
それを消そうと思っても目の前にあるものは、
その不安をより大きくするばかりにも思えてしまう。
淡々と作業に取組んで、
何もなかったように作業を終えていくこと。
そんな気持ちになればたいしたものですが?
現実的には、これでもかというぐらいに、
難題が出てきてしまう。
折れそうな心、
またかという声、
終わりが見えてこない作業など、
諦めてしまう理由はやまほどに大きくなっていく。
そんな中でも明日につないでいく気持ち、
そんな気持ちをサポートすることが求められてきます。
最前線、だからこそ、
よりよいサポートが必要ではないでしょうか。
カウンセリングルームENDO (カウンセリング神戸)
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