2011.10.21
予防の視点で
震災関連の報道などを見ていると・・・
阪神淡路大震災当時の光景がよみがえってきます。
それは、私だけではないと思いますが?
14年がたった今でも忘れないものです。
今回は、津波や原発関連という新たな課題が見えてきましたが?
被災された人のメンタル面での内容については、
あまり、伝わってこないようにも感じています。
未曾有の自然災害、
2万人を超す死者や行方不明、
避難されている人が7万人を超え、
失業者が6万人とも伝えられ、
原発関連から風評被害まで入れると、
大変なハイリスク者がいることになります。
この事後対応を考えてみると、
メンタル面でのサポート不足は言うまでもありません。
何ができるのか、誰がするのか、どこでするのかなど、
目に見えてこないことが非常に残念でなりません。
もちろん、現場では行われているんでしょうが?
この規模から言うと、
相当の覚悟をもって取組まなければいけません。
官民が一体となってのサポート・・・
果たして、被災された人にとって見えているものがあるのか?
大変、危惧するところです。
各相談窓口といっても昼間の時間帯、
これは、ある程度仕方がないとしても、
電話相談などは、昼間は行政の窓口、夜間は民間ということでしょうが?
ニーズにあっているのかというと、
それは、なかなか上手く行っているとはいいにくいですね。
月日が経つにつれて、
厳しい現実にさらされていく被災者にとっては、
追い詰められていく要素ばかりが大きくなってしまいます。
タイムリーな対策とはなにか、
大きな視点で、継続できるようなことを考えてもらいたいですね。
カウンセリングルームENDO (カウンセリング神戸)
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