2007.04.25
二人っきりで・・・
昨日は、昼より二月に亡くなった友人の実家に伺ってきました。
四十九日も今月初旬だったので、ご両親も落ち着いたと思い伺った次第です。
実家は、四人家族で息子二人が関東にて就職をしたため、二人の生活が長く、
その上、長男(私と同級生)が悪性リンパ腫で亡くなったため、高齢者に
とってはさぞかし厳しい現実だろうと察します。
それに母親のほうが、少し認知症になっているという事を生前友人から
聞いていましたので、気になっていたところです。
私自身も高齢の父親を抱えていますので、お互いに気にしていたところ、
不幸にも亡くなってしまったので、余計に心残りだったことでしょう。
ご両親も元気そうには、していましたが・・・
やはり、今後の事が気になるようで、いろいろ話をお聞きしてきました。
話をしていると、少しは気持ちが晴れたようで喜んでいましたが・・・
日頃は、他の人となかなかしゃべる機会が無いとのことでしたね。
どうしても、認知症などが見られた場合には家の中での生活になるので
父親の方も大変だなと感じましたね。
いけるところまで行って、駄目なときには関東のほうに行くつもりと
いっていましたが・・・
迷惑だけはかけたくないとのことで・・・
自分たちのことは、自分たちでという考えが強いようでしたね。
生活の基盤が、離れているということも非常に厄介な事です。
私でよければ、なんでもお手伝いしますよと言って帰ってきましたが・・・
本当に喜んでいましたね。
高齢者の問題は、これから一層複雑に
なってくることをより実感するようになりましたね。
カウンセリングルームENDO