2007.05.22
思わぬところで・・・
何らかのストレスを感じている人というのは多いと思いますが・・・
調査結果などを見ると全体の6割を超えているといわれていますね。
そのストレス感が、ストレス障害へと変化していけば困ったことに
なっていく。
この境界線が、本当に微妙なところですね。
私の体験から一番感じることは・・・
メンタル(精神的)=フィジカル(身体的)
と思ってしまっているところに落とし穴があるようにも考えてしまう。
それは、自分自身の中でメンタル的な部分について自信があれば、
どうしても過信になるからである。
メンタル部分が先行して、気持ちを引っ張っていく事になり・・・
身体的に悲鳴を上げていても、気づかないようにしてしまう。
身体的にもついてくるものと、錯覚してしまうからである。
この時点で、バランス感覚が崩壊してしまっている。
そこから悲鳴を上げていた身体的な部分が、身体的な症状として
現れてくる事になる。
こうなると、今度は逆転して身体的な症状が容赦なく現れ、
先行していたメンタルな部分を揺さぶることになる。
このパターンは、結構きついストレス障害になっていく場合が多い。
裏を返せば、長い間かけて辛抱・我慢を重ねて気持ちを抑圧していたので、
身体的には相当まいっているということになるからである。
長い時間がかかった分、快復にもそれなりの時間がかかるのは、
いわんと知れたことになる。
ストレスの感じ方というのは様々だと思いますが・・・
ストレスという言葉を知るのではなく、どういうものかを具体的に
知っておくことが大切になっていく。
身近に感じているストレスについての
予防や対処法などをもっと知っておくことも必要ですね。
カウンセリングルームENDO