2017.12.10
社会の隙間に
メンタルヘルスに費やす時間は、以前に比べて確実に増加していることは
言うまでもありません。
多様性が求められる時代では、
従来通りの対応では問題解決が追い付かないようにも伺えます。
社会の変化が激しすぎるのか、
個人の能力によるものなのか、
時間の経過とともに問題も変化しています。
課題に対して適応できなければ適応の問題といわれ、
問題解決に時間を費やせば評価が下がり、
結果、自信がなくなり抑うつ状態になっていく。
メンタルヘルスの問題というのは、
本当に身近になってきています。
職場での強い不安及び悩みやストレスが、
50%を超え2人に1人がストレスフルな生活を実感しています。
治療の基本も休息や服薬そして精神療法(心理教育)の三本柱ですが、
現状は休息と服薬にて回復を目指しています。
根本的に不調に至った要因までは、
治療機関のシステムから見ると厳しくなっている。
結果、再発に至る傾向が高くなっている。
主治医の判断は療養下での安定、産業医の判断は就労の可否にある。
職場としても復職は100%の状態を希望する。
この治療の現状と職場が希望する現状とは、
メンタル不調者にとっては誠に厳しい状態である。
このメンタルヘルスの治療の課題と、サポート不足の隙間を
どこが補うかが問われてきます。
職場に起因することが問題であれば、
やはり所属先の対応が決め手になるのかもしれませんね。
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