2007.08.08
杖の行方は・・・
この2〜3日父親の愛用の杖が見当たらなかったので・・・
どこにあるのか探していました。
本人いわくは、病院に忘れたかもとか、誰かが持っていったなどとか?
好きなことを言っています。
どうも高齢になってくると、自分のことは別にして他人のせいにするのが、
多くなってくるみたいですね。
これはこれで、仕方がないのですが、困ったことです。
どうしても加齢に伴い記憶力が低下してくるので・・・
ある程度は覚悟していますが・・・
探し物は多くなってきます。
もちろん外出はしないので、家の中に限られてきますが?
こちらも探すときには、家の中という先入観からか同じところを
何度も見ることになります。
今までのパターンから言えば、すぐに見つかっていたのですが・・・
今回に限ってなかなか見つからなかったので・・・
不思議に思っていました。
限られた範囲の中でしか、行動していないので・・・
どうしても探すほうも、決め付けて探してしまいます。
ここだろうとか、あそこだろうとか・・・
勝手に決め付けてしまう傾向がありますね。
それも仕方がないのですが・・・
やはり、決め付けはよくないみたいです。
結局、視点を家の中から外に向けてみたところ・・・
玄関の前の植え込みの中のフェンスに引っ掛けていました。
これまでと違ったパターンということです。
本人いわくは、誰かが置いたのではと言っていましたが・・・
そんなことはないやろと思いましたが?
これで探していく場所が増えたということです。
ついつい同じパターンには、同じ対応になりがちですが、
抜け落ちがないように違った視点から見てみることも必要ですね。
カウンセリングルームENDO