2007.09.17
サポート体制の確立
ここ何日かは、うつ病に対して感じていることをかきましたが・・・
一番感じていることは、復帰するためのサポート体制のことも一つですね。
大企業のようなところでは、それなりのサポート体制もあるのでしょうが?
ほとんどの場合には、確立されていないのが現実だと思います。
いざ、発症となれば、身近な心療内科等(治療機関)に
行くことになりますが?
それも解らないまま、とりあえず行くことになり・・・
薬を処方してもらって、様子を見ることになる。
行ったところがよければ、復帰するに向かっての話を
言ってくれるのかもしれませんし。
また、心理療法と併用にやっているところであれば、
尚、助かるかもしれませんね。
しかし、ほとんどの場合には、患者の自力の判断に委ねられることでしょう。
医師が症状の判断により、処方された薬を飲み、からだを休めて快復を待つ。
患者としては、あくまでも受身の状態だけになってしまう。
薬があっているのかどうかも、憔悴しきっているのでわからない。
薬が効いても、これからの対応がわからない。
何が悪いのか、どうやればいいのか・・・
方向性が見えてこなくなる。
休職にしても期間があるし、仕事をしながら通院していても限界がある。
何をどのようにしていけばいいのかが解らない。
もちろん、自力で快復していく方法が望ましいが・・・
それには、時間も長くかかってしまうことになる。
その中でも、復帰に関しての段階的な方向性でも示してもらえれば、
少しは楽になるのではと感じてしまいます。
考え方・取り組み方やリラクセーションの方法など、
選択肢を提示してもらえれば安心もすることでしょう。
これだけ、心の問題と騒がれているのに、各機関の連携は
あまり整備されていないようにも思いますね。
それができているところがあっても、ほとんどの人は知らない事でしょう。
ストレスに対しての、予防や気づきなどの啓発活動は増えてきましたが・・・
ストレス障害に陥った場合のサポートに関しては、あまり解らないと
いうことになりますね。
陥った人は、わらにもすがるおもいで、さまよっている。
何とかしたいけど、どうすればいいのかという声が多いのも確かですね。
各々人にとって、快復への道に対して、当たり外れのないような
サポート体制というものを確立していくことも大切な事ですね。
カウンセリングルームENDO