2009.03.15
職場復帰の課題
昨日は、関西心理相談員の研修に午後から大阪まで足を運びました。
研修の内容は、「職場復帰支援対策について」です。
大手企業や中小企業の取り組みなど、いろいろ参考になりましたが・・・
実際に取り組んでいるところは、まだまだという感じも受けましたね。
こころの問題の時代と騒がれて・・・
企業側の受け入れも整備されてきたと思いますが?
メンタル不調者にとっての切実な問題としては・・・
復帰することはもちろん、環境の整備も大切。
しかし、決定的なことは休職期間中の過ごし方などが問題かなと思いますね。
たとえば、休職の原因がうつ病だと診断された場合。
当事者や家族はどう思ってしまうのか・・・
どう向き合っていくのかなど・・・
不安にさいなまれてしまうのは歴然としたことである。
運がよければ、自力で上手くいくかもしれませんが?
ほとんどの人は、戸惑ってしまうのが現実的なことでしょう。
その状態で復職の話をされても弱り目に祟り目ではないかと思いますね。
自身の問題や会社の問題など原因は様々ですが?
心身ともに疲弊した状態での選択というものは非常に告になっていく。
果たして、その状態での判断は結果的に余計に追い込んでしまう。
復帰に向けてのプロセスには様々なアプローチが必要ですが・・・
休職した時点からのサポートが、今後の復帰に大きく
左右することはゆがめませんね。
そこの部分についての細かなサポートが求められてくると考えます。
なかなか、難しい問題ではないかと思いますが・・・
休職期間中も含めたトータル的なサポートも考える必要があります。
その結果が復職に繋がっていくようにしたいものですね。
カウンセリングルームENDO