2005.12.27
あなたの立場・・・?
社会生活においては、「弱者の論理」や「強者の論理」というようにおのおのの立場
から発せられる意見というものが、あると見受けられるときがあります。
お互いの立場によって、受け取り方は相当違うようにも感じられますが?
その発せられる言葉の中に、お互いの思いやりというものが感じられないからかも
しれないが?
立場というものは、長い時間かかって逆転するときもあるのであるが、逆転したから
といって弱い立場の時にされた事を強い立場になったからといって、同じことを行っ
ていては、進歩というものがなくなってしまいます。
不遇な時代に受けたことを肝に銘じて、ひたすら頑張ってきて、それなりの立場に
なってきたのであるから、前に進むしかないのに自分の立場が強くなった時点で、
自分の立場に胡坐をかいてしまい前が見えなくなる。
自分の目的というのが見えなくなってしまうのであろうか?
もう一度、原点に返って目指すものを確認すべきではないだろうか?
人間関係というものは不思議なもので、廻りはみんな見ているのである。
その時々の立場になったときこそ「人間の器」というものが垣間見られます。
自分の立場に酔いしれないで、廻りを冷静に見たときに自分を見る廻りの
目がどのような視線を送っているのかをみてみてもいいのではないですか?
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