2006.03.29
成年後見制度とは・・・?
今週も土曜日に研修に行きますが?
一日中椅子に座っているのもなかなか大変です。
8時間もビッシリですので、腰に少々こたえますね?
研修の内容は、成年後見制度についてのことで、実際にはかなり複雑な問題です。
この制度は、介護保険制度と同時に始まりましたが、介護保険制度に比べて非常に
利用者が少ないのが現実です。
介護保険制度の利用者数は、350万人に迫る勢いで、このうち三分の一の
160万人が認知高齢者だそうです。
成年後見制度利用者数は、制度施行後5年間で約7万人で、そのうち介護保険の
利用を目的とした成年後見制度利用者数は、僅か3%の約2、200人だそうです。
認知高齢者160万人に対して、成年後見制度利用者数は2、200人という事で、
あまりにも少ないので、利用者数を増やしていこうということです。
簡単に言えば、認知高齢者の人は自分で、自己決定が出来なくなるので、その人の
後見人が変わりに判断していくという事です。
本人の保護の為に、本人に成り代り後見人が、介護に関しては契約などを行い
本人が不利益をこうむらないようにする制度です。
高齢者に関する様々な制度を知っておくことも
これからの高齢化社会を迎えるにあたっては必要だと思いませんか?
カウンセリングルームENDO