2007.02.02
父親の寝言は・・・
高齢の父親は、以前は夜に寝ていると、うなされていることが多いようでした。
理由を聞けば、泥棒とか、昔の知り合いとか、動物とかが夢に出てきて、
言い争いをしたり、会話をしたり、動物がこちらを睨んでいるとか・・・
いろいろな夢を通して、嫌な思いも体験しているみたいです。
これは、夜間せん妄ぎみになっているのかなと思いましたが・・・
診察をしてみると、高齢のせいか脳の血管が切れていっているために
そういう部分での弊害が、出てきているそうです。
治療というのも、高齢なので、血液をさらさらにする薬をもらって、
飲んでいますが・・・
そのせいか、少し納まった観もありましたが?
最近は、大きな声は出さないのですが・・・午前の二時ぐらいになると
夢の中で、いろいろと会話をしているみたいで、どんな事を言っているのか
起こす前に、聞いていましたが・・・やはり、聞き取れにくいですね。
疲れてはいけないので、すぐ越して現実に戻すようにしていますが?
声をかけても、すぐには戻らず、こちらも夢の中での一人になっているようです。
あまり、嫌な夢でもなさそうでしたが・・・不思議な感じがしますね。
もちろん、誰でも様々な夢は見ますが・・・
高齢者というのは、微妙な感じですから、治療の対象になるのかが
解りにくいですね。
身近で見ていると、それなりに葛藤しているのだなと感じましたね。
いずれの年代でも、それぞれ不安を抱えていますが、
どう受け取っていくかで、良くもなり悪くもなるということですかね。
カウンセリングルームENDO