2007.05.11
論理的に考えて・・・
今日は、朝から新大阪で講習でしたので、18:00に事務所に戻ってきました。
講習の内容は、カウンセリング技法のひとつである論理療法です。
なじみのある言葉で言うと、ABC理論という事になりますね。
A・(出来事)
何がおきたのか
B・(ビリーフ)考え方・固定観念
その感情や行動をもたらした考え方
(自分自身に語りかけているせりふのこと)
C・(結果) 悩み
どのような感情がわいたか、どのような行動をとったか
D・(反論) 論駁(ろんばく)
イラッショナルビリーフ(不健康・不合理)を修正して、
ラッショナル(健康的・合理的)な言い方に変えること
以上のことから、感情の変化を探る。
C(結果・悩み)査定
感情のCに焦点をおく 適切なネガティブ感情との識別
気に掛かると不安になるとか
A(出来事)の査定
感情を引き起こすきっかけとなったAを明確化する
Aを特定する
B(ビリーフ)とC(結果・悩み)の関連を教える
とらえ方受け取り方がいやな感情を引き起こしていると再度教える
イラッショナルビリーフを見つける
・自分に対して・相手に対して・世の中に対してのねばならない
そのとき自分にささやいたせりふは
頭の中をめぐった考えは
(うまくやらねば・ろくなことがない・お前は駄目だ・我慢できないなど)
問題の結果(C)に対して、起こった出来事(A)が、
B(ビリーフ)考え方・固定観念からのものになっている。
このようなことから、考え方や受け取り方がネガティブに偏ってしまう事で、
マイナス思考に陥りやすくなる。
自分自身の心理的傾向を把握しておくことが、
セルフチェックするのには役立つという事ですね。
5月12日(土)も講習に出かけております。
カウンセリングルームENDO