2021.07.18
メンタル不調のしくみ
コロナ禍に於いての自殺者数が増加しています。
2020年度は、前年度より912人(約4.5%)増加。
特徴的なのは、女性が15.4%増加(935人)になっていることです。
2021年度の1月~5月の数値も前年度より923人増えています。
この傾向で行くと2021年度も、前年度より2000人以上の増加に繋がることが予想されます。
自殺の背景にはうつ病が9割。
心理的に追い詰められていくということです。
このメンタル不調のしくみというものが見える化できれば、
もう少し、ダメージの軽減に繋がるものと考えております。
様々な出来事に対してのネガティブな捉え方や考え方、
思い通りにならないことへのイライラや不満、
そのネガティブな情報が脳に伝わることになり、
結果、身体的や精神的な疲労、即ち、自律神経のバランスが崩れ、
脳の疲労へと繋がっていく。
脳が疲労すれば思考は制止し、
パフォーマンスの低下に繋がる。
職務遂行能力に問題が起こり、
日常の生活に支障が出れば「病」になっていく。
それぞれがシュミレーションすることで、
何に躓いているのかが見えてくる。
それに対峙していくのか、または、回避していくのかなど、
当事者の選択にかかってきます。
ただ、問題の構図は理解できたほうが対策は打ちやすい。
何をどう決めていくのかなど、厳しい選択を時にはすることも必要ですね。
メンタルサポート神戸